2011年04月28日

「欲望という名の電車」@パルコ劇場

東京の下町に葉山あたりからやって来たブランチって感じの舞台。いやけなしてるんじゃなくて面白がっているんだけど。外国の作品をこれだけ松尾色に染められるものなんだなと。

秋山=ブランチは良い意味で想像通り。ブランチの過剰さも、秋山奈津子だと鼻につかないというか。他の演出と比べて、ステラの心の葛藤が伝わってくるのが印象的。
posted by rereco at 23:17| 埼玉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月08日

「チェーホフ?!」@東京芸術劇場小ホール

とととと、とーととと…鳥追のような歌のようなさえずりのような声の少年が幕前を横切るオープニングから釘付けにされる。

筋のない幻想的で滑稽でちょっとコワイ光景。異常に胸のデカイ女や異常に背のデカイ人や異常に腹のデカイ男を、異形と美しさを併せ持つ役者が演じる。タイトルどおり、どこがチェーホフ?と思ったが、思えば「煙草の害について」もチェーホフだった。「煙草の害について申し上げます。」という台詞もあった。

本を手放さない少年が出会う夢の中のような不条理。意味もなく誘蛾灯を持ち続ける人々とか、延々続くんだけど、何故か面白い。

不条理って点じゃ「ゴドー待ち」を観た後のような…。
posted by rereco at 21:05| 埼玉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月19日

東京バレエ団の『M』@東京文化会館

小林十市引退公演。素晴らしいシだった。身体も良く動いてた。

三島の作品を散りばめた絵巻物のような作品。三島少年はベジャールとも重なる。美しいラストシーン。今年の最後を飾って貰った。
posted by rereco at 19:33| 埼玉 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『黴菌』@シアターコクーン

ケラが書く男版三人姉妹。悲劇と喜劇が背中合わせのチェーホフ風味。父親不在で、ゴドーもちょろっと。面白かった。文句なし。場面転換なしの台詞劇。仲村トオルが凄かったなあ。
posted by rereco at 19:27| 埼玉 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月15日

野田地図番外編「表に出ろぃっ」@東京都芸術劇場小ホール

当日券販売の1時間以上前に着いたのに20人以上並んでいた。でもまあまあの席が取れた。最近の野田秀樹にしてはめちゃめちゃドタバタ。勘三郎と野田秀樹の体力に脱帽。水を飲みながらのカーテンコールに(笑)
posted by rereco at 21:35| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

りん光群「近代能楽集 チェーホフ」あうるすぽっと

昼の部。疲れと寝不足でウトウトしてしまったけど、「かもめ」と「三人姉妹」の部分が面白かった。特に「楽屋」のような「三人姉妹」が坂手洋二らしく良く出来ていた感じ。
posted by rereco at 21:30| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月28日

『叔母との旅』@青山円形劇場

一つの役柄を複数で演じ、一人の役者が複数の役柄を演じる。しかも場所は円形劇場。瞬間的に役が入れ替わりキャラが変わるのが、見ている観客に苦労なく伝わる。ダンサーの協力があったというので非常に納得したが、それにしても同時に同じ役の人が4人も立ってたりしてしかも目まぐるしく役を変えていくのは凄い。テンポの良さもあって、見ていて非常に小気味良かく、複雑なのに見ていて疲れない。創るのに非常に苦労したとのことだが、苦労の痕跡を微塵も残していない。みんな楽しんで演じているように見える。特に段田さんはホントに流石。一つの台詞の中に男と女がいたりするのに不自然さナシ。恐れ入りました。

賞の候補になってもおかしくない高品質な舞台。脚本もヨシ。最後はホント、泣きそうに(笑)
posted by rereco at 18:14| 埼玉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月06日

「広島に原爆を落とす日」@シアターコクーン

広島原爆記念日(記念って何だ!?)に観劇。初日。つか芝居に慣れてる筧さんはともかく、つか芝居はもっと狂ってやってくんなきゃ、こんなメチャクチャな話見てらんないよーなどと思いつつ観ていたが、カーテンコールでのお約束の揃いのタキシードを見たら手が自然に拍手していた。一度下りた幕が開いて故つか氏のための1本のライトを見た時は涙が出てきた。

まあ初日だし、これから女優陣もはじけてくるだろう☆

いつも女性優位の劇場の客席が男性優位に見えたのは新鮮だった。流石つかさん。
posted by rereco at 21:32| 埼玉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月05日

こまつ座「黙阿弥オペラ」@紀伊国屋サザンシアター

初こまつ座。東口の紀伊国屋で長いこと階段踊り場のポスターを眺めるだけだったこまつ座に、藤原竜也が出た。

井上ひさしの文体はあまりに自然なので、その卓抜さに気づきにくいのかもしれない。まるで江戸歌舞伎から抜き出したような台詞が耳に心地よかった。その中にさり気なく国家論や文化論が織り込まれていて、なるほどと唸るシーンもしばしば。
実は黙阿弥の話と聞いたから、「天保十二年のシェイクスピア」的な、黙阿弥作品のコラージュなのかなと思っていたので、黙阿弥自身を描いた内容に驚いた。2幕物なのに舞台はずっと同じ蕎麦屋の店内で、そこを時間が流れていくという筋立ても良かった。  

熊谷真実や吉田鋼太郎、北村有起哉らが良かった。特に北村有起哉が異分子っぽくて舞台を飽きさせなかった。藤原竜也も良かったけど、もう少し江戸っ子らしい軽さや粋があっても良かったような。
posted by rereco at 23:09| 埼玉 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月06日

野田秀樹の嗅覚

911前にそれを予感させる芝居を書いた野田秀樹が、おそらく村上春樹が1Q84を書いているのとほぼ同時に書いていた「ザ・キャラクター」。2人の作家が時を同じくして取り上げたアノ事件。水を流すと黒い墨のように見える白い板(子供のオモチャに使われてるヤツ?)が効果的に使われていた。

遊眠社が見せてくれたポジティブな感動と違って、べったりと貼りつくような嫌な感じ。今もそこかしこに潜伏する日本の闇。

それにしても宮沢りえは上手くなったなー。声がかすれちゃってて、ちょっと往年の円城寺あやを彷彿とさせた。銀粉蝶が出ていたのもブリキファンとしては嬉しかった。
posted by rereco at 22:24| 埼玉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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